源泉徴収税額を手取額から逆算する方法

今回は源泉徴収税額を手取り額から逆算する方法をお教えします。

とその前に、

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では行きましょう。

まず

平成25年1月1日より前は11,111円などのゾロ目を使う簡易的な方法が使えましたが、復興特別所得税(0.21%)が必要となった現在は使えなくなっています。

計算方法

消費税込みかそうでないかによって少し計算方法が変わります。

税込みの場合

手取り額 ÷ 0.8979 = 請求金額

となりますので、10,000円が手取りとして欲しい場合は

10,000円 ÷ 0.8979 = 11,137円

となります。

税別の場合

税別の場合は、消費税に源泉徴収税がかからないことを考慮する必要があります。

(A)手取り額 ÷ 0.9779 = 税抜き金額
(B)税抜き金額  × 0.08 = 消費税額

(A) + (B) = 請求金額

となりますので、 10,000円が手取りとして欲しい場合は

(A)10,000円 ÷ 0.9779 = 10,225円(税抜き価格)
(B)10,225円 × 0.08 = 818円(消費税)

(A) + (B) = 11,043円

注意

手取額が897,900円超の場合は、100万円を超える分が20%になりますので別の計算方法が必要です。

 

 

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